サーモス FFV-3000を勢いよく飲めるように改造してみた

こんにちは、ケノシュです。

3リットルの容量を誇るサーモスの水筒「FFV-3000」を飲みやすく改造してみました。

自宅のサウナに入るときに重要なのが、水分の摂取。
なにしろ滝のように汗が流れてくるので、水分を取っても取っても追いつかないくらいです。
休憩込みでおおよそ1時間半も入ると、体感で2リットルくらいの汗をかきます。
サウナの座面や足元にはバスマットやバスタオルを重ねていますが、毎回汗でずっしりと重くなります。

そこで毎回塩や水分を用意してから入るんですが、毎回ミネラルウォーターを買っているとお金が飛んでいってしまうので、浄水器からの水道水を水筒に入れて持ち込んでいます。

最初はペットボトルに入れてサウナの外に置いておき、休憩時に飲むようにしていました。
しかし体がサウナに入る習慣に慣れてくると短時間で多量の汗をかくようになり、サウナの中で水分を取りたいと思うようになってきました。

家庭用サウナは保持している熱エネルギーが少ないため、一度ドアを開けると内部が再び温まるまで数分は要するので、できれば水分補給のためだけに外に出るのは避けたいんですよね。

そこで、断熱式の水筒を持ち込むようにしました。

最初は、サーモス社製のFHT-1000Fを使っていました。小学生の息子から借りて使っていました。

さすがサーモス、真空式の断熱性能は申し分なし。サウナ室に持ち込んでも(比較的暑くない足元に置いて)、内部は冷たいままです。
ただしいかんせん容量が1リットルと少なく、すぐに無くなってしまうのがネックでした。

いつまでも息子のを使い続けるわけにもいかないしということで、改めて大きいサイズのものを買いました。

同じくサーモス社製のスポーツジャグ FFV-3000です。容量は驚異の3リットル

相変わらず作りはしっかりしていますし、申し分ない断熱性能です。

しかし、一点だけ問題が・・・

FHT-1000Fは小さな空気取り込み口が空いているため、連続して中身を飲むことができました。

これが非常に快適で、てっきりFFV-3000でも同様の構造だろうと思っていたら、なんと空気取り込み口が開いていませんでした。

これは正直、飲みづらいです。すぐに水筒内が陰圧になってしまい、ゴクゴクと勢いよく飲むことができません。

最初のうちは我慢していましたが、一気に飲める快適さを味わってしまった身としてはあまり長続きしませんでした。

というわけで、空気取り込み口を自分で開けてみました

開ける覚悟ができたのは、メーカーとしてはフタ部分は半消耗品の扱いらしく、もし失敗してもフタだけを注文することが可能だったからです。

使用したのはドリル。下の写真は穴を開けたときのものですが、FFV-3000の蓋の裏側には分厚い断熱材がついています(ドリルを刺している部分)。FHT-1000Fにはついていないため、恐らくこれが空気取り込み口の有無の原因でしょう。

さて、水筒の外部と内部の間を交通させるのに必要な穴は2つ。

下の断面図を御覧ください。

1つ目は蓋上面の外周部近くに開ける穴。実はこれだけで外部と内部は交通するのですが、水色のパッキンに阻まれて水筒内部との間にはまだ隔たりがあります。
なお、画像では溝の真ん中あたりに開けていますが、実際にはもっと断熱材よりに開けたほうがいいと思います。

2つ目の穴は、断熱材を斜めに貫通させます。これで内部に通じる空気穴が開きました。ゴムパッキンに穴をあけるのも手でしたが、うまくいく自信がないのでやめました。

ちなみに蓋裏に使用されている断熱材は厚みから考えて真空式ではないと思います。真空式の断熱材って非常に薄いんですよね。穴をあける時にもプシューという音もしなかったですし、発泡スチロールやウレタン系の断熱材だと思われます。

開けるのに使ったドリル径は2.0mm。最初は1.5mmで開けたのですが、空気取り込み性能が今ひとつだったので2.0mmに広げたところ、非常に快適に飲めるようになりました。

また、飲むときに上になる位置に開けるのがベストと思われます。

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